2008年06月21日

神霊矢口渡 歌舞伎国立劇場にて

歌舞伎の事を山村耕一先生に色々とお聞きをして、初心者の為の
歌舞伎観劇のアドバイスを頂きブログでも書きました。








20日(19:00開演)の国立劇場にて開催される社会人の為の歌舞伎講座
に行って参りました。







歌舞伎を観るのは初めてなのでワクワクしながらチケットを購入、席も見やすい
2F正面の2列目とビギナーには良い席でした。


坂東亀寿さんが歌舞伎のみかたの解説を舞台でして下さり、お客さん2名を舞台に
上げて体験をさせてくれたりと丁寧で解かりやすい解説をされております。







途中役者さんにも登場頂いて女性らしい身のこなしを伝授されたり、今時のギャグを
交えたりと笑わせてくれます。(顔芸:感情表現を目・口で演じるのが素晴らしい)


上手には、三味線にあわせて太夫が状況の説明のみを語る2名がいて
下手には、シュツエーション毎の太鼓・笛を鳴らす皆さんがおります。



演目は、神霊矢口渡といって平賀源内さんが(風来山人)の筆名で書き下ろした作品
なのだそうです。エレキテルが有名ですが文人でもあるのですね!








内容は、皆さんが観て楽しんで頂けるように書きませんが、役者さんによって色々と
味付けができるのだと思います。


主役は、お舟(サザエさんの母ではありません)頓兵衛の娘を片岡高太郎さんが
情熱を込めて演じております。顔の表情のつくりかたが素晴らしいです。
(笑いあり涙ありの熱演)

敵として討たれてしまう頓兵衛役の片岡市蔵さんですが華奢な体つきなのですが
衣装でこんなにも変わるのかというくらい極悪非道が似合ってました。


兄の敵を討つべく新田義峰役、解説役の坂東亀寿さんが演じましたが、2名の
女性から好意を持たれるということで色男ぶりを発揮。
納得いかないのは、敵を兄の亡霊が討つというのが・・・・・・・・?


連れのうてな役(女形)澤村宗之助さん、綺麗ですよ!華奢で容姿も艶っぽく
身のこなしも女性そのもの。


楽しめますので、一度足を運んでみてはいかがでしょう!


来月は、義経一本桜の講演です。山村さんオススメの作品の1つです。

社会人のための歌舞伎観賞教室いかがでしょう!
一般 1等席3,800円 2等席1,500円 リーズナブル


国立劇場
 http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html

歌舞伎座
 http://www.kabuki-za.co.jp/





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Posted by take at 10:15Comments(0)こと