2014年02月27日

Tシャツ通信201402-4号

━★★★ご縁のあります皆様へ☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━
   
    こんにちは!久米繊維の竹内です。日頃お世話になっております皆様
  どうもありがとうございます。
    先日20日夜から22日まで社員研修で大阪・和歌山へ出かけて参り
  ました。反物を裁断・縫製・プリント作業を私共で行っておりその前段階の
  工程は話に聞くだけで、実際に目にした事が無かったのでとても勉強に
  なりました。 
  
┏━★☆★Tシャツ通信━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ▼工場見学(1)                    ~大正紡績(株) 様

 ▽震災から3年の被災地を考える         ~難民を助ける会  様

 ▼工場見学(2)                    ~カネキチ工業(株) 様

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  こんにちは、久米繊維の竹内です。日頃からお世話になっております皆様
 どうもありがとうございます。
  久米繊維も関西方面へ!!大阪インターナショナルギフトショーに出展致します。
 3月5・6日(水・木)すみだものづくり計画、通称STMK(ストマック)の一員として
 大阪の皆様にお会いできる事を楽しみにしております。
   会場:大阪マーチャンダイズ・マート(F-050)
   時間:10:00~18:00(最終日は17:00)
 ☆第51回大阪インターナショナル・ギフト・ショー
   http://www.giftshow.co.jp/osakagiftshow/51oigsinvitation/index.htm
  是非!お立ち寄り下さいませ。

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14.02.27  工場見学(1)                ~大正紡績(株) 様 
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    21日は和歌山にレンタカー移動するので、8時過ぎに出発。
  東北コットンプロジェクトでも中核のメンバーである大正紡績さんへと・・・・



    何となく紡績のお話は伺っておりましたが、実際に原綿から糸を作る
  工程を見た事が無いので、興味津々。


工場案内をして頂いた浅田さんです!!

  20・30・36・40・80番手の糸をメインにTシャツ創りをしている私達ですが
  糸になる工程を拝見できて、原材料は残念ながら輸入品に頼らざるを
  得ませんがそれ以降の工程は全て日本の工場で作られているという実感が
  得られて良かったです。




    機械が行うのですが、微妙な調整に熟練工の技が光る訳なんですね。
  若い社員の方もおりまして世代構成ピラミッドはそんなに歪んでいない様に
  感じました。





    と同時に、この産業を絶やさない為にも商品の良さをアピールして
  多くの皆さんに購入して頂けるようにして行かねばと強く感じました。

   ☆大正紡績(株)
     http://www.taishoboseki.co.jp/

   ★東北コットンプロジェクト
     http://www.tohokucotton.com/

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14.02.27  震災から3年の被災地を考える     ~難民を助ける会  様 
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       ~障がい者、そして福島がたどる復興の道のり~

   「今だからようやく、前を向けるようになりました」「いつになったら元の
 生活に戻れるのだろう」。
 3年という年月が解決したこと、3年の重みが押しつぶそうとしていること。
 被災地では時とともに状況が複雑さを増しています。



 被災した障がい当事者の方、そして福島で被災した方々にずっと寄り添ってきた
 スタッフの生の声を、どうぞ聞いてください。

   ▲日 時:2014年3月1日(土)13:00-15:00(12:30受付開始)
   ▲会 場:立教大学池袋キャンパス 8号館1階 8101教室
         東京都豊島区西池袋3-34-1
   JR各線・東武東上線・西武池袋線・地下鉄各線「池袋駅」西口より徒歩約7分
   http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
   ▲参加費:無料   
   ▲定 員:500名

   ☆AAR Japan[難民を助ける会]
     http://www.aarjapan.gr.jp/join/event/2014/0301_1425.html
     電話(03-5423-4511)で事前にお申込みください。




  因みに、3.11復興支援Tシャツプロジェクトにも参加いただいております
  http://store.shopping.yahoo.co.jp/kumeseni/aar2012.html

  活動内容をご覧頂きまして、是非ご支援下さい。

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14.02.27  工場見学(2)              ~カネキチ工業(株) 様 
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   吊編み機はニット製品が工業的に出てきた明治時代から昭和30年代
 頃まで活躍していた編み機だそうです。
 生産効率を上げるために新しい機械に変っていったそうです。
 (私が生まれた頃には現役を引退?)


 
  現在ではその機械はおろか使い方の知っている職人も一握りとなり
 既に、製造中止になっているので新しく機械を作ることが出来ず
 古い機械のパーツを取って調整して修理・メンテナンスをしているとか。



  日本に約1000台残っていてその30%がここに有るそうです。

  吊編み機が工場の木の梁に鉄柱ですえつけられています。
 この鉄柱で固定されているだけです。木の梁に「吊られている」から
 吊編み機、下は地面から浮いてます。



  へそに付いているへそ板と、回る本体についている横向きの針
 (ヒゲ針って言うそうです)に乗っかった糸がへそ部で重なって天竺目が
 出来ていきます。




  この編みの工程で糸にはほとんどテンションがかかりません。
 なので糸のふっくら感が失われないまま編地に仕上がるんです。
 1時間で1m程の編みあがりの速度だそうです。




  このヒゲ針が等間隔で完全に水平になっていることが、アナログで
 頑固なこの吊編み機に良い仕事をしてもらう必須条件なのだそうです。
 で、これ、職人さんが目分量で調整して針を機械につけるのですが
 一人前になるまでに10年掛かるそうです。

 全部人の手なので、まさしく職人技なのですね。
 
   ☆吊編の良い点   
・糸の持つ風合いをそのまま余すところなく生地に伝えることができるので
  ふっくら柔らかなニット
・その風合いは、使いつづけてもヘタりが少なく普通の生地に比べ長持ち

    こちらでも若い職人さんが働いておりまして、技術の継承がなされて
  いくのだなぁ~と感じました。
  永~く愛着して頂けるような商品作りと、アピールを多くの皆さんに伝え
  購入して頂けるようにセールストークを磨かねばなりませんね。

  ☆カネキチ工業(株)
    http://kanekichi-turi.com/web/

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  私達の商品を支えている紡績・編み立工場さんの仕事を拝見できて
 日本のモノ創りに対する魂の込められ方に感動いたしました。
  職人の皆さんが丹精込めて作り上げた素材をキチント伝えて良い商品は
 お値段も安くは無い事、ファストファッションではなく、永く愛用して頂ける商品で
 あり、大切な逸品になりうる事を最終エンドユーザーの皆様にご理解を頂ける
 商品をご提供できればと思います。
 
 
          編集担当:「Tシャツ通信」ガイド 竹内 裕

何かお知らせしたい事柄等ございましたら、メール等いただければ
微力ながら告知のお手伝いをさせて頂きます。
私共でお手伝い出来ます事が御座いましたら何なりとお申し付け
下さい。
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◇ 映像「日常にこそ豊かさを」Tokyo Downtown Cool
Youtube 1分半「序」http://bit.ly/9GfSCi
│ Youtube 10分 「破」http://bit.ly/c9BSwZ
              
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