竹内 裕のメールマガジン

先月の‘神霊矢口渡’に引き続き今月の演目は、『義経千本桜』です。








月２回、国立劇場では社会人のための歌舞伎教室を開催してます。


夜１９：００～２１：００頃を目安にして前半は、歌舞伎の解説を若手の俳優さんが
楽しませながらされております。



今まで全く歌舞伎等の日本の伝統芸能に接する機会がありません私でしたが、



山村耕一先生（ｔｏｍｂｏｙ）と直接お知り合いになれました事で歌舞伎の楽しみ方を
教えて頂きました。


その最大の１つが国立劇場での社会人のための歌舞伎教室を先ずは観てみては！
というアドバイスでした。



先月、神霊矢口渡という演目を観まして楽しさを感じることができまして、来月（今月）は
山村先生オススメの義経千本桜ではありませんか！


これは観に行くしかない!!（川連法眼館の一幕）

社員にも体験させたいと思い１名を招待しているのですが、今回は仕事が忙しく
出かけられないとの事で私１人で観て参りました。

（お話のあらすじ）

義経主従は吉野の川連法眼の元にかくまわれていた。
そこへ佐藤忠信が義経を訪ねてくる。静もいっしょかと思えばさにあらず、
預かった覚えもないと言う忠信に疑いをかける義経。
すると、再び静の供で忠信が来たという取り次ぎの声。忠信がふたり？！

心当たりがあるという静御前に詮議が任されることになった。
ひとりになった静が初音の鼓を打つと、
どこからともなくもうひとりの忠信があらわれた！（ここ、凄い驚くよぉ～！）

鼓の音色に聴き入っている忠信の油断をついて切りかかる静。
ヒラリとかわす忠信（俳優さんの身軽さがポイント）。
正体を尋ねると、実は、初音の鼓の皮は親狐で、自分はその子どもだと言う。

親恋しさの一心から鼓を持つ静の供をしてきたのだ、と（泣けるよ～）。
奥の間で仔細を聞いていた義経は、源九郎狐に初音の鼓を与えることにする。

喜びにうちふるえる源九郎狐（よかったねーっ！で、涙、涙の場面）。
そのお礼なんでしょう。夜討ちを企てた悪僧どもを化かして館に引き入れ、
狐の神通力で懲らしめると、初音の鼓を手にいづこかへ（パチパチパチ。拍手喝采）。


河竹登志夫＝監修
解説　歌舞伎のみかた 　　　 澤　村　宗之助
　　　　　
竹田出雲・三好松洛・並木千柳＝作
中村富十郎＝監修
義 経 千 本 桜　　一幕
国立劇場美術係＝美術

河連法眼館の場

　　　　　　　　　　　　　　　　　　中　村　歌　昇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　澤　村　宗之助
　　　　　　　　　　　　　　　　　　中　村　種太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　市　川　高麗蔵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ほ か　


流石、オススメ演目だけあり劇場は満員でした。



座席も２階の真ん中あたりと観やすい場所でラッキー



最近は、若いカップルのデートの場としても用いられるみたいですね。
（まわりには数組の２０代とおぼしきカップルが・・・・・・）


海外の方もいらして、イヤホン解説のサービスもありますので、接待にも
使えそうですね。


歌舞伎座デビュー目指してもう少しお勉強ですね。


★国立劇場
　http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/index.html


★歌舞伎座
　http://www.kabuki-za.co.jp/


★義経千本桜
　http://www.koalanet.ne.jp/~jawa/kabuki/enmoku/senbonzakura.html


**********************************************
〒130-0012
東京都墨田区太平3-9-6
久米繊維工業　株式会社
竹内　裕（TAKEUCHI　YUTAKA）
ＴＥＬ：03-3625-4188
ＦＡＸ：03-3621-4477
ＨＰ：http://kume.jp/
ＨＰ：http://www.t-galaxy.com/
ＭＡＩＬ：takeuchi.yutaka@kume.jp

*********************************************